宝塚友の会は、宝塚歌劇の有料ファンクラブです。
宝塚ファンであれば、入っておきたおいところですが、入会すると具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
また「宝塚友の会」には、「Web会員」と「一般会員」という2種類があり、どんな違いがあるのか、少し分かりづらいというのが正直な感想です。
この記事では、宝塚友の会に入会するメリットとデメリット、Web会員と一般会員の違いを詳細に解説しています。
入会を迷われている方は参考にされてくださいね。
コンテンツ(目次)
「宝塚友の会」Web会員と一般会員にはどんな違いがあるの?
「宝塚友の会」には、【Web会員】と【一般会員】という2つの種類があります。
最初に結論を言ってしまうと、【Web会員】の方がお得です。
では、これからその理由を説明していきます。
Web会員と一般会員については、まずこちらの表をご確認ください。
この表を見ると、Web会員と一般会員の違いが一目瞭然だと思います。大きく分けると、3つの違いがあります。
Web会員と一般会員の違い
- Web会員の方が年会費が1,000円安い
Web会員:1,500円 一般2,500円 - チケット購入方法
Web会員:ネットのみ 一般会員:電話・ネット - 会員のチケット先行予約の通知方法
Web会員:メール 一般会員:郵送&メール
このような違いがありますが、Web会員には、デメリットがほとんどないと言えるでしょう。
あえてWeb会員のデメリットを挙げるとしたら、チケット先行販売の知らせを書面で受け取れないことですが、公式サイトやメールで確認はできるので大きな問題ではないでしょう。
やはり【Web会員】の方が良いと言えるでしょう。
しかし、次のような方であれば、一般会員の方を選択される方が良いです。
- チケット先行予約を郵送で送付して欲しい
- チケットの予約は電話でしたい
上記のような方であれば、長期的に見て【一般会員】の方が良いかもしれません。
では「宝塚友の会」という有料会員に入会するメリット・デメリットについて紹介していきます。
会員証(カード)の種類
「宝塚友の会」に入会すると、「Web会員」でも「一般会員」でも、会員カードの種類を選ぶ必要があります。
下記の図の赤い枠で覆われている部分をご確認ください。
会員証は4つのカードタイプに分かれています。
*本会員とジュニア会員の違いは、年齢のみです(18歳以上)
会員証(カード)の種類
B:タカラヅカレビューSTACIA VISAカード
C:タカラヅカレビューSTACIAカード(スタンダード)
D:タカラヅカレビューSTACIAジュニアカード
この4つの中で、最も基本的な会員証(カード)は、Cの「タカラヅカレビューSTACIAカード」です。
会員証としての利用に加えて、「STACIAカード」としての機能が付いているカードです。
STACIAカードとは?
提示してから買い物すると「Sポイント」を貯めることができます。
このスタンダードカード「タカラヅカレビューSTACIAカード」にクレジットカード機能を付与したのが「タカラヅカレビューSTACIA VISAカード」です。
このカードにさらに、PiTaPa(ピタパ)機能をつけたのが「AのタカラヅカレビューSTACIA VISAカードP」です。
A~Cのカードごとにカード年間維持費が異なりますので、注意が必要です。
会員カード維持費
- A:クレジットカード年会費1,350円・PiTaPa維持費1,080円
- B:クレジットカード年会費1,350円
- C:STACIAカード年会費514円
- D:無料
上記のカード維持費に加えて、全てのカードには「入会金:1,000円」と「宝塚友の会Web会員年会費1,500円」が必要になります。
ただし、AとBのカードのクレジットカード年会費は、初年度は無料で、その後は一度でもクレジット利用があれば、年会費は無料になります。
しかし©のSTACIAカード年会費514円は、どうやっても無料にはならないので、おすすめのカードは、
「B:タカラヅカレビューSTACIA VISAカード」になります。
ですから、通常であれば「Web会員」「B:タカラヅカレビューSTACIA VISAカード」を選んでおけば問題ありません。
「宝塚友の会」有料会員に入会するメリット
会員になるメリットは5つあります。
- 宝塚友の会のみへの先行販売
- 会員限定イベントへの招待
- チケットや宝塚グッズの割引
- 宝塚関連施設の優待割引
- 宝塚専門誌である「歌劇」「宝塚GRAPH」の送付(別途定期購読料必要)
1つずつメリットを紹介していきます。
1 チケット先行販売
「宝塚友の会」に入会する方のほとんどは、チケット先行販売を最大のメリットと感じています。
会員であれば「一般前売」よりも前にチケットを購入できるようになります。
宝塚歌劇のチケットは、公演によってはプレミアムチケットになり、なかなか購入することもできません。
特に宝塚歌劇の公演で、最も良い席は舞台の目の前である【SS席】です。
この席は、基本的に劇場関係者へ配分されるため、一般の方では購入すらできません。
しかし「宝塚友の会」に入会すると、宝塚大劇場や東京宝塚劇場の【SS席】を申し込めるようになります。
残念ながら確約ではなく、SS席の抽選に参加できるようになるという事なので、ハズレてしまうこともありますが・・・。
それでも、憧れの【SS席】に手が届くことは、宝塚ファンにとっては特別です。
2 会員限定イベントへの招待
会員限定で開催される出演者(タカラジェンヌ)のトークショーが開催されます。
3 チケットや宝塚グッズの割引
1 チケット500円引き
宝塚大劇場と東京宝塚劇場で開催される、平日2回公演の2回目公演を、会員限定先行販売で購入すると「S席」「A席」「B席」の価格が500円引きになります。
2 特定商品が5%引き
会員になると加入するクレジットカードでの支払いによって、CD・DVD・BDの価格が5%引きになります。
3 カード利用で5%引き
・「タカラヅカレビューSTACIA VISAカードP」と「タカラヅカレビューSTACIA VISAカード」は、カードでの支払によって5%引き。
・「タカラヅカレビューSTACIAカード」「タカラヅカレビューSTACIA ジュニアカード」は、カード提示と現金支払いによって5%引きになります。
ちょっと複雑なので、間違わないようにしてくださいね。ネット注文では、割引が一切ないので注意してください。
4 宝塚関連施設の優待割引
会員証の提示によって、以下の施設が割引となります。
- 宝塚歌劇の殿堂:入館料が500円⇒250円
- 宝塚大劇場のレストラン優待
- ステージスタジオ:貸衣装代が540円割引
- 宝塚ホテル:宿泊費20%引き、レストラン&バーの費用を10%引き
5 宝塚専門誌である「歌劇」「宝塚GRAPH」の送付(別途定期購読料必要)
通常、購入できない「歌劇」「宝塚GRAPH」という専門誌を、それぞれ別料金(年間8,000円・計12冊)ですが定期購読できるようになります。
書店では手に入らない貴重な雑誌なので、ぜひとも読みたいものです。
「宝塚友の会」に入会すると、上記のような5つの大きなメリットがあります。
この中でも、最も大きなメリットは「SS席」を購入できる可能性があるということになります。
宝塚友の会に入会するデメリットとは?
会員に入会するデメリットには、以下のようなものがあるでしょう。
- 年会費が1,500円から2,500円かかる
- 「SS席」の抽選に参加できるが、なかなか当選できない
あえて言うなら、この2つがデメリットと言えるでしょう。
しかし2つめの「SS席」の抽選がなかなか当たらないというのは、かなり大きな問題です。
実は、宝塚友の会の会員数は、95,000人と発表されています。(朝日新聞)
2015年の時点では、7万人と言われていたので、約3年間で25,000人増えた計算になります。
それに対して、SS席の数は限られており、さらに全てが会員に対して開放されているわけではありません。
そのため、残念ながら会員であっても抽選に当たる確率は非常に低いと言わざるを得ません。
とはいえ、会員にならないなら、SS席を購入できる確率は0%であるため、大きな違いとも言えるでしょう。
では、どうすれば【SS席】を購入できる確実を上げられるのでしょうか?
こちらの記事で解説していますので、参考にされてください。
宝塚友の会のまとめ
宝塚友の会のメリット・デメリットについて解説しました。
会員になるメリット
2.会員限定イベントへの招待
3.チケットや宝塚グッズの割引
4.宝塚関連施設の優待割引
5.宝塚専門誌である「歌劇」「宝塚GRAPH」の送付
(別途定期購読料必要)
会員のデメリット
2.「SS席」の抽選に参加できるが、なかなか当選できない
Web会員と一般会員の違い
- Web会員の方が年会費が1,000円安い
Web会員:1,500円 一般2,500円 - チケット購入方法
Web会員:ネットのみ 一般会員:電話・ネット - 会員のチケット先行予約の通知方法
Web会員:メール 一般会員:郵送&メール
結果としては、やはり「宝塚友の会」には加入しておいた方が良いでしょう。
ファンクラブで年会費1,500円~2,500円という金額は非常に安いです。
例えば、ホリプロの年会費は10,000円、劇団四季3,240円です。
2,500円の年会費は高くありませんが、大きなサービスの違いがない年会費1,500円のWeb会員の方がオススメです。