星組を長年引っ張ってきたトップスター【紅ゆずる】とトップ娘役【緋咲愛里】が、「GOD OF STARS-食聖」で宝塚歌劇団を退団します。
星組のファンではなかったという方でも、この公演だけは見ておきたいという方も多いかもしれませんね。
それくらい「紅ゆずるさんと緋咲愛里さん」の気合いが入った素晴らしい作品になっています。
公演は2019年7月12日から宝塚大劇場で行われていますが、さっそく無料動画が見つかりました。
コンテンツ(目次)
【GOD OF STARS-食聖】の無料動画
「男でも楽しめる宝塚」という言葉が付けられている、星組の「GOD OF STARS-食聖」ですが、全体を通じてコミカルな笑いがたっぷりの公演になっています。
まずは楽しみにされている【GOD OF STARS-食聖】の無料動画を紹介しますね。
これから公演を見られる方も、場所が離れているため、なかなか実際の公演を観に行けない方も、動画でじっくり楽しんでくださいね。
動画をみると、これで紅ゆずるさんと緋咲愛里さんが最後になってしまうのかと、感慨深いものがあります。
もちろん宝塚以外の作品などで、お二人を見られる機会はあると思いますが、やっぱり宝塚歌劇団の団員ではなくなってしまうのは寂しい・・・。
でも、最後の公演が「笑いが止まらなくないような楽しい作品」だったので、紅ゆずるさんらしいなと思いました。
星組公演「GOD OF STARS-食聖」のあらすじ
一度はすべてを失った三ツ星天才料理人ホン・シンシンが、屋台街の娘アイリーンと出会い、料理の聖人“食聖”へと復活するアジアン・クッキング・コメディ。シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズでは、世界一の料理人を選ぶ食聖コンテストが開催されていた。
最も注目を浴びる大金星グループの三ツ星天才料理人ホン・シンシン(紅)が、食のテーマパーク建設を豪語していたまさにその時、パーク建設予定地パラダイス・マーケットに住むアイリーン(綺咲)が飛び込んできた。
アイリーンの激しい抗議に気分を害したホンは、コンテストを延期させ出て行ってしまう。傲慢なホンに手を焼く大金星グループのCEOエリック(華形ひかる)は彼を解雇し、弟子のリー・ロンロン(=リー・ドラゴン/礼真琴)を新たなシェフに迎え入れることを決めた。
紅さん演じるホンは自信家で、恩人のエリックにすら横柄な態度をとる嫌~な男。しかしどん底に落ち、アイリーンたちと出会ったことで、素顔の自分がのぞき始めます。
自慢の腕も張りぼてだったことがどんどんバレていくのですが、なぜか憎めなくて、知るほどに愛おしくなる愛嬌たっぷりなキャラクターは、紅さんの真骨頂でしょうか。朝日新聞引用:朝日新聞
「GOD OF STARS-食聖」星組公演を実際に見た感想
7月12日から始まった公演を見てきた感想を早速ご紹介しますね。
かなり評価が高くなっていますが、紅ゆずるさんの退団公演ということも関係していると思います。
『GOD OF STARS-食聖-』を見て来ました!!
星組トップコンビ、紅ゆずるさんと綺咲愛里のサヨナラ公演を観劇してきました。
ポスターが発表されたときはド派手なお衣装に礼真琴さんは包丁を肩に担ぎ、いったいどんなストーリーなのか…?と星組ファンを賑わせましたね。
でも、『ANOTHER WORLD』のときもとっても楽しい公演だったし、と期待に胸を膨らませて観劇に向かいました。
物語の始まり
物語は天界に住む牛魔王(汝鳥怜)と鉄扇公主(万理柚美)の息子である紅孩児(紅ゆずる)が、日光菩薩(漣レイラ)と月光菩薩(ひろ香祐)に反発し勢い余って地上へ落ちてしまったところから始まります。
宝塚としては初めてのヒャダインさん提供の音楽がとってもワクワクする曲で、帰り道でも口ずさんでしまうくらいでした。
地上のシンガポール、マリーナ・ベイ・サンズの会場では、世界一の料理人“料理の聖人”を決める“食聖コンテスト”が行われています。
ここで流れる音楽、司会のヴィミーの登場に、紅さん、あーちゃんのお披露目公演であった『オーム・シャンティ・オーム』を思い出し、ものすごくワクワクしました。
ヴィミーの「ナマステー」の挨拶にはお客さんも大きな声で返していましたよ。
今回の公演も、『オーム・シャンティ・オーム』も小柳奈穂子さんが演出をされています。
他にもトップのお二人が就任する前に共演された『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』のセリフが使われていたりと、紅さんとあーちゃんへの愛がたくさんつまった小柳先生の演出に懐かしさと嬉しさでいっぱいになりました。
料理は天才だけど人間らしさに欠けているホン(紅ゆずる)が、屋台で“愛麗飯店”を営むアイリーン(綺咲愛里)と出会い、はじめはいがみ合っていた二人の距離がどんどん縮まっていく…ホンは優しさや愛を知り人の心を動かす料理人へと成長していくというお話ですが、その中での紅さんとあーちゃんのテンポの良い掛け合い、ちょっとへっぽこで憎めないロンロン(礼真琴)、みんなに恐れられるほど料理の下手なアイリーン、個性豊かすぎるキャストたち。
星組を引き継ぐようなシーンに涙
笑いどころがたくさんありすぎて、周りのお客さんたちも普通に声にだして笑っていました。
今回は大勢が舞台に出ている場面が多く星組らしい熱さを感じられました。
端の端の人まで細かい演技をしているので“今日は何しているのかな”と毎回楽しみですし目が足りませんでした。
ホンがロンロンに「星なんていらない」というセリフは紅さんから礼さんに星組を引き継ぐことと重なる感動的なシーンでした。
よくあるしんみりするような退団公演もいいですが、今回のような涙あり笑いありの公演は紅さんの退団公演にぴったりの作品だったと思います。
ショーは紅さんが遥か宇宙からこの舞台にやってきたというテーマだそうです。
このショーで一番好きなのはスペイン(ボレロ)という場面です。はじめは静かな音に合わせ、少しずつ人数を増やしながら踊ります。
はじまりは照明が薄暗く、影しか分からないのですが、“この人の動きが素敵だな~”と見ていると、明るくなって紅さんだったと分かり、ゆっくりとした動きの中にも美しさを表現できるのはさすが長年男役として努力してこられたからこそですね。
だんだんと人数が増え、音楽も盛大になり、激しくなっていくダンスはまさに圧巻で鳥肌が立ちました。
ボレロのかかるシーンは圧巻
宝塚大劇場千秋楽のライブビューイングも見に行ったのですが、ボレロは生で見る方が圧倒的に迫力があり、ぜひ生で見ていただきたい場面です。
個性豊かな星組ですが、ボレロや男役群舞のようなぴったりと動きを揃え一つとなって踊る場面もとっても素敵で、星組の熱さやパワーが感じられました。
同じく退団する如月連さんと麻央侑希さんが歌う場面、次期トップの礼真琴さんと舞空瞳さんが踊る風の場面、礼真琴さんが若手を引き連れて踊る場面など、見所だらけの素晴らしい、何度でも通いかくなるショーでした。
-SHIORI
『GOD OF STARS-食聖-』『?clair Brillant』公演鑑賞のインタビュー感想
他にも、公演を鑑賞された方がいましたので、インタビューしてみました!
やっぱりみなさん、私と同じ気持ちだったので、嬉しかったです!
退団公演最高でした
初日公演を見に行ってきましたが、やっぱり紅ゆずるは星組のトップスターだと再認識できました。
まさにトップスター紅ゆずるが、また大きく足跡を残してくれた作品として伝説になると思います。
笑って、笑って、笑い倒した、本当に「幸せな時間の続く楽しい時間」でした。
笑いっぱなしの公演は久しぶり!
でも実際に公演が始まると、最初から最後まで笑いっぱなしでした。
紅ゆずる様の退団公演であるということも、楽しさから忘れてしまっていました。昔の「紅ゆずる」様のコメディ調の作品では、あまりアドリブっぽさがなかったのですが、この作品では、これはアドリブなのかなと思えるようなシーンもたくさんありました。宝塚の歴史の中で、これほどコメディ系の公演を素晴らしく演じられる人はいなかったのではないかと思います。
紅ゆずるさんと緋咲愛里さんの退団公演を見られたことは、本当に本当に嬉しい思い出になります。
オリジナル公演で良かった
ネタばれになってしまうので、あまり詳しくは書きませんが、星組を退団する「紅ゆずる」から星組を引っ張るバトンが次世代に渡されるような場面がありました。
昔は、こうした場面もたくさんあったのですが、最近では作品の中で描写されるようなことはありませんでした。
久しぶりに、バトンタッチというような場面を公演内で見られたのは、最高でした。
退団公演がオリジナル作品だったという事も、こうした演出ができた理由なのだと思います。
もちろん公演の内容はとてもおもしろかったですが、バトンタッチのシーンだけでも十分鑑賞する理由になります。
宝塚大劇場に入る紅ゆずるさんの画像
これから公演が始まるという時の、紅ゆずるさんの画像がアップされていました。
すごい余裕のある表情をされているので、自身が溢れている感じです。
これまでに培ってきた経験と努力があるからこそ、落ち着きがあり、それが魅力にもつながっているんですね。
宝塚歌劇団の動画を見る方法
海外無料動画サイトでの検索結果
無料動画でも、公演の雰囲気は十分伝わってきますが、やっぱりフル動画を見たいですよね。
わたしもそうだったので、いろいろなサイトで探してみました。
でも、無料動画サイトではやっぱり限界があるんです。
探してみた結果はこちらで紹介しています。
スカパーのスカイステージとタカラヅカ・オン・デマンドを比較
スカパーで視聴できる【スカイステージ】の詳細についてはこちらで解説しています。
こちらの記事では、スカイステージとタカラヅカ・オン・デマンドを比較しています。
スカイステージとタカラヅカ・オン・デマンドの比較 | ||
条件 | スカイステージ | オンデマンド |
視聴場所 | ○:基本自宅 | ◎:外出中OK |
料金 | ▲:3,500円以上 | ◎:1,600円 |
利便性 | ○:リアルタイム配信 | ◎:録画動画配信 |
動画本数 | ▲:30本 | ◎:70本以上 |
実際に利用してみて感じたことは、【タカラヅカ・オン・デマンド】の方がお得で簡単というです。
正直言うと、スカイステージは、なんでこんなに申込方法や説明、使い方も分かりにくいのかなぁと思ってしまいます。
宝塚歌劇団公式のタカラヅカ・オン・デマンドの中では「楽天TV」が1番
宝塚歌劇団が公式の動画配信を行なっているのをご存知でしょうか?
これをタカラヅカ・オン・デマンドといいます。
7つの視聴方法があるのですが、1番のおすすめは【楽天TVのタカラヅカ・オン・デマンド・プレミアムプラン】です。
詳細はこちらで解説しています。
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