トップスターの私設ファンクラブの売上はいくら?高額お花代の金額は?

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タカラジェンヌの年収は、入団当初は決して高くありませんが、順調に路線に乗り、ついにトップスターになると収入は劇的に変わります。

すみてコードがあるので、団員の収入については語られることはありませんが、それでも気になってしまうのがお金のことです。

この記事では、ファンクラブに関する次のようなことを解説しています。

 

  • 「私設ファンクラブ」の売上はどれくらいになるのか?
  • 高額なお花代はいくらになるのか?

 

ちょっと気になるけど、なかなか表立っては質問できない質問に答えていきますね。

 

トップスターの私設ファンクラブの売上金額はいくら?

 

宝塚に入団したばかりのころは、宝塚歌劇団とタレントとして個人的に契約することはありません。

最初は、宝塚歌劇団に所属していますが、阪急電鉄の社員として働くOLさんという扱いになります。

この頃の年収については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

こうした時期を経て、人気や実力が伴ってくると、たくさんのファンが個人に対して付いてくるため、団員個人のファンクラブが設立されます。

宝塚歌劇団としての公式FCではないものの、団員からは公認FCという位置づけになります。

最初は、個人ファンクラブ(FC)と言っても小規模なものですが、トップスターにもなると、人気はこれまでとは比べ物にはならない規模となります。

ファンクラブができると、トップスターなどの年収は飛躍的にアップすることになりますが、この記事では個人の年収ではなくFCの売上にスポットを当てて解説していきます。

 

個人ファンクラブへの加入方法などはこちらの記事を参考にしてください。

ファンクラブの売上金額の計算

 

ファンクラブの売上内容については、公開する必要もないため、公になる

ことはありません。

開示義務があるわけではないため、当たり前のことですね。

もちろん株式会社になれば、公開することもあるかもしれませんが、株式会社にしたとしても公開の義務があるわけではないので、FCの売上は公開されることなないでしょう。

 

ではどうすれば、タカラジェンヌ個人ファンクラブの売上金額がどれくらいなのか特定できるのでしょうか?

元宝塚トップスターの個人ファンクラブで脱税が行われていたことが判明し、代表を行なっていた方が逮捕・起訴されました。

この脱税事件によって公判が行われ、ファンクラブの売り上げに関する情報も公開されました。

もちろんこのファンクラブの売り上げという事であり、個人FCの売り上げ平均ではありません。

でも参考になりますね。

 

そのファンクラブの代表は、1億1,700万円の売り上げを申告せず、「4,781万円」の所得税を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われました。

では無申告だった11,700万円が、何年間のものなのかということがポイントになります。

 

報道では、20157月から、ファンクラブの運営費と私用の支払を区別しなかったとされています。

ちょうとジェンヌがトップスターになった頃から、ファンクラブの代表はきちんと所得税を申告していなかったことになるでしょう。

逮捕されたのが、20192月であるため、約3年5ヶ月(41ヶ月分)の間の売上をきちんと申告していなかったという事になります。

ただし、あくまで1億1,700万円は申告漏れであり、他にも売上はあったはずです。

つまり実際の売上はもっと多かったという事になるでしょう。

 

とはいえ35ヶ月(41ヶ月)で11,700万円の無申告なので、最低でもファンクラブとしての年間売上は3,424万円以上になるという計算になります。(あくまで無申告分)

これに申告済みの売上を加えるなら、倍以上の売上があったと予想できます。

税務署は、他のトップスターの収入を把握しており、明らかに少ない金額であればすぐに気づくでしょう。

しかし今回は、3年間は動かなかったということなので、11,700万円がすぐに気付かれるような金額ではなかったことも予想できます。

 

ですから結論として、トップスターともなれば1年間のファンクラブの売上は、少なくとも7,000万円から8,000万円はあると言えるでしょう。

 

ファンクラブの収入内訳とは?お花代ってなに?

 

ファンクラブの売上になるのは以下のようなものです。

 

  • ファンとのお茶会
  • チケット購入時のお花代
  • 年会費
  • グッズ販売

 

この中で気になるのは、チケット購入時のお花代ですよね。

個人的なファンクラブに入っている方であれば、すぐに「お花代」が何かという事は理解できると思いますが、知らない方のために解説しておきますね。

ファンクラブを通じて歌劇団の公演チケットを取ってもらうと、とても良い席を購入することができます。

そのシステムのメリットについては、こちらを参考にしてください。

 

ファンクラブを通じてチケットを取ってもらう時に、チケット代に加えて「お花代(応援代)」を送るという習慣があります。

お花代とは、ファンクラブの中でいろいろな用途に使用されているお金になります。

お花代の使途
  • 生徒さんの親御さんにチケットを取り次いでもらうため
  • 初日や千秋楽に生徒さんに送るお花を購入する金額
  • 生徒さんの稽古時の差し入れに使われることもあります。

 

こうしたお花代として、ファンの方の中には100万円を包むという方もいらっしゃいます。

しかし一般的には、1500円くらいからなので、金額はあくまで個人の気持ちしだいであり、金額の強制はありません。

平均的には、お花代は1,000円くらいになりますね。

 

ファンクラブの売上とお花代のまとめ

 

ここまでで、トップスターの私設ファンクラブの売上がいくらになるのかを解説しました。

脱税のニュースは、とても残念でしたが、ファンクラブについて理解させてくれる情報でした。

やはりトップスターにもなると、かなりの売上になるという事なんですね。

またお花代も、一部にファンがたくさんのお金を落としているというような噂もあるようですが、それほど高額なものではないことも分かります。

もちろん例外的なお花代を送る方もいらっしゃるようですが、あくまで例外的もものです。

お花代は、生徒さんを支えるためのものなので、できる限り協力していきたいですね。

公式のファンクラブ「宝塚友の会」については、こちらで解説しています。

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